しかし、思わぬデメリットがあって、購入後に後悔してしまうかも!
そこで今回は、アランズナチュラルドッグフードの【デメリット】について調べ、見つかったデメリットについては解消方法を解説します。
ナチュラルドッグフードのデメリット
フードの切り替えに手こずる場合がある
ナチュラルドッグフードは自然素材を利用した無添加のドッグフードです。
大半のワンちゃんはすんなりフードの切り替えが出来るのですが、市販の人工的に味付けをしてあるフードに慣れてしまったワンちゃんの場合、まれに「食べない」現象があります。
また、ナチュラルドッグフードは人工保存料の代わりに自然なハーブを利用して長期保存を実現しています。
そのハーブの独特な匂いに馴染めない少数のワンちゃんは「食べない」ことがあります。
原因と対策
主にフード切り替えの際に
・いきなり全部切り替えてしまう
・半分くらいナチュラルドッグフードを従来のフードに混ぜてしまう
など誤った方法が原因です。
フードの切り替えは、10~20%程度を今までのフードに混ぜて少しずつ慣らしてゆきます。下図のようにメーカー推奨は5日間掛けて切り替えるように指定されていますが、中々慣れない場合は、1~2週間くらい掛けてゆっくり切り替えるようにしましょう。
数回、ワンちゃんが食べなかっただけで、あきらめてしまう方がいますが、本当に残念です。
愛犬の健康を考えるなら、何度もチャレンジして健康な体つくりを目指してあげてください。
市販されていない
ナチュラルドッグフードはホームセンターやドラッグストアーなどでの店頭販売は一切ありません。
基本的には「公式サイト」での通販で購入することになります。一部アマゾンでも購入可能ですが割引が一切ないので全くお勧めできません。
確かにホームセンターやドラッグストアーで販売が無いと
- 直ぐに手に入らない
- 通販のWEB入力が面倒
という問題があります。
対策
公式サイトで購入する場合は、定期購入という便利な方法があります。
定期購入は1回注文した内容で、定期的に商品が送られてくる仕組みです。
注文のサイクルは後から変更が可能で、最大で約3か月に1回というサイクルにすることも可能です。
この定期購入を利用することで、毎回WEBで注文する手間も必要無くなります。
高価なプレミアムフードは通販だけで販売することがほとんどなのです。
指定の給餌量が少なく満腹感が少ない
ナチュラルドッグフードは市販のフードに比べて栄養価が高いので給餌量が少なめになっています。(ナチュラルドッグフードは市販品の半分から2/3程度の給与量)
そのため市販のドッグフードに慣れてしまったワンちゃんの場合、餌の量が急に減ってしまって、満足感が無くなってしまう場合があります。
対策
1項目目と同じになりますが、既存のフードに混ぜて与える期間を長めに取って、徐々に量を減らしてゆくようにしましょう。
長期に時間を掛けて移行すれば、少量で満足できる体になってゆきます。
そのため、愛犬にお代わりの催促をされても、じっと我慢をさせることが必要です。
美味しくないからね。
価格が高め
ナチュラルドッグフードを市販のフードと比較すると確かに金額の差があります。
例えばサイエンスダイエット原料サポートなら、1kgあたり1,000円程度で購入が可能です。
しかしながら、同じレベルのプレミアムフードで比較するとほぼ同じ金額なので、特別にナチュラルドッグフードだけが割高ということはありません。(下表参照)
ブランド | 内容量 | 通常 購入 | 定期 コース | 体重4kg 1日の 給餌料 | 体重4kg 1日の 餌代金 |
---|---|---|---|---|---|
サイエンス ダイエット | 2kg | 2,045円 | ー | 90g | 73.8円 |
ナチュラル ドッグフード | 2kg | 4,708円 | 4,237円 | 60g | 128円 |
カナガン | 2kg | 4,708円 | 4,237円 | 77.5g | 138円 |
モグワン | 1.8kg | 4,708円 | 4,237円 | 73g | 172円 |
オリジン | 2kg | 6,480円 | ー | 70g | 227円 |
デイリー スタイル | 1kg | 3,980円 | ー | 80g | 318円 |
みらいの ドッグフード | 1kg | 5,400円 | ー | 80g | 432円 |
ナチュラルドッグフードの場合は体重が4kgのワンちゃんの場合、1日約128円です。
ちょっとした病気にかかって手術になってしまったら、30万~60万円くらいかかる場合が多いのです。
サイエンスダイエットからナチュラルドッグフードへ変更しても1日60円と違いません。
ラム肉が好みでないワンちゃんが少数存在する
ナチュラルドッグフードの主原料は栄養豊富でヘルシーな素材です。
しかし、ほんの一部ですが好まないワンちゃんも存在するようです。
ここは好みの問題なので、暫く続けて飽きが来たらローテーションでモグワンなどへ切り替えても良いでしょう。
ナチュラルドッグフードの5つのデメリットのまとめ
ナチュラルドッグフードの5つのデメリットは対策を行えば全く問題ない物ばかりでした。
そのため安心してご購入して頂けます。
相反するメリットは、
ラム肉を中心として人が食べられる品質の原材料を使っており、人工添加物を使用しないため、安心して与えられる。
アレルギーになりやすい原材料は一切使用していない。
太りにくい特性のラム肉を使用することで、肥満対策が行える。
消化機能を高める食物繊維を配合し、お腹の調子を整える。
ラム肉含まれるカルニチンや不飽和脂肪酸によってワンちゃんの体を活性化し、生活習慣対策にもなる。
このような高いメリットが多数あります。
デメリットが全く気にならないほど強力なメリットですね。
若いうちはフードに関してあまり気にならないですが、しっかり食事を厳選することでシニアになったときの差が大きいです。
これを機にドッグフードを見直してみると良いかと思います。